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いじめ自殺の問題

連日「いじめ自殺」の報道が続いている。
北海道の小6女児の自殺問題に続き、
福岡でも中学校2年の男子生徒(13)が
お母さん/お父さん/こんなだめ息子でごめん/
今までありがとう。いじめられて、もういきていけない

という遺書を残し自宅で首を吊って自殺。
99年以降はいじめによる自殺が起きていなかった(統計上)だけに、
マスコミも大きく取り上げ連日報道を続けているようだ。

少し話は反れるが、
先日、自分の関わっている沖縄子ども研究会のイベントに
ジェントルハートプロジェクトといういじめを考える団体
の方を招いて講演をお願いした。
06-10-18_04-05.jpg
ジェントルハートプロジェクト会員の小森美登里さんは
8年前にいじめによる自殺で娘を失っている。
この講演会で涙ながらに娘(香澄さん)との思い出を語ってくれた。

私は実際に生でこのような話を聞いたことがなかったので衝撃を受けた。
子どもを奪われる苦しみがリアルに伝わってくる。

小森さんは香澄さんの話をしっかり聞いていた。
親子でいじめの事を相談し合える環境にあったようだ。
実際に自殺前には連れ添って精神科などにも足を運んでいる。
しかし、香澄さんは自宅のトイレのドアノブに
制服のネクタイをかけて自殺した(詳しくはこちら)。

香澄さんはいじめが始まって3ヶ月足らずで自殺してしまった。
「たった三ヶ月で」と思われる方もいるかもしれないが、
三ヶ月で自殺を考えなければいけない程苦しい三ヶ月だった
と考えるべきだろう。
今、自分たちは社会に出て感覚が鈍ってしまっている。
小中学生にとっては学校での生活こそが全て。
学校で居場所を失うことは
世界で居場所を失うことと等しい感覚に生きている。


今後、このいじめ自殺報道がどう動いていくかは分からないが、
いじめられる人にも問題がある
いじめを見過ごしてきた親の責任だ
などと言った大それた風潮を生まぬ事を心から願う。

いじめ自殺問題については今後も触れていきたい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
参考資料

ジェントルハートプロジェクト
日本の子どもたち

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